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2020/11/25 15:32

メンズに根強い人気を誇るミリタリーアイテムですが、最近はレディースでもCPOシャツなど、そのテイストを多く目にするようになりました。

 

ミリタリーと言ってもその種類は様々で、モッズコートと呼ばれることもあるM-51、トレンドでもあるアメリカ海軍下士官が着用していたCPOシャツ、お馴染みのカーゴパンツにバッグなどなど…小物に至るまで数えきれないほどです。レディースでもコアなファンの多いスカジャンも実はミリタリーで、かつて日本に駐在したアメリカ兵が日本の和柄をそのジャケットに刺繍した事がルーツとされ、日本発祥のミリタリーアイテムと言われているそうです。


モッズ…イギリスの若い労働者の間で1950年代後半から1960年代中頃にかけて流行した音楽やファッション。モダーンズ(MODAERNS)の略称。THE WHOのロックオペラアルバム「Quadrophenia」を映画化した「さらば青春の光」は当時テープが擦り切れるほど観ました。…テープとは古い…。懐かしいです。


CPOシャツ・ジャケット…アメリカ海軍下士官が着用していたシャツやジャケット。本物はヒトもモノもいかついですね。


スカジャン…おなじみのスカジャン。日本発祥のミリタリーとは驚きです。


そんな種類が豊富なミリタリーアイテムですが、多すぎてどれがいいのか迷った時にはアウターがオススメ。

今回は着回しを重視したショート丈のミリタリーブルゾンをご紹介します。

 




ミリタリーブルゾンの良さは、やはり何と言っても使いやすさ。くしゃっと着てもそのこなれ感が「らしく」見えたり、どんなテイストにもハマってしまうから不思議です。その使いやすさを冬だけで終わらせてしまうのはもったいない。最大限に生かす為に、あえてコンパクトなショート丈を選んでみましょう。

 

ミリタリーアイテムはモディファイやディフォルメされているものも多いのですが、もともとはゆったりとしたもの。着丈の長いコートになるとかなりのボリューム感が出てしまい、また、アウターの着丈の長さはどうしても季節感も出してしまうので、ある時期から突然季節感がずれてしまう事も多いのです。これでは冬限定になってしまいますね。



ショート丈にするだけで重量感は一気に解消。フードやドローコード、フラップやメタルボタン、ジップなどそもそもボリュームがあるので全く問題なし。別物のように見え方をスッキリとさせてくれます。さらにインナーの足し引きだけで季節感がずれる事もなく、ロングスパンで着回せます。




冬にショート丈で寒いのでは、という方もいらっしゃると思いますが大丈夫。ミリタリーアイテムなのでアームホールや身幅も結構ゆったり。インナーに着込んでもかさばらないのです。何よりもインナーの足し引きで調節ができてしまうのは、ここ最近の気温の変化や生活環境の変化を考えると新しい基準になるのではないでしょうか。「11月の中旬に真夏日」というニュースだけでなく、体感でその必要性を感じてしまいます。暖房の効いた室内で脱いでも邪魔にならないし、いいですね。

 



冬が過ぎれば、インナーを軽めに。プリントTや薄手のスウェット、明るいカラーでお手軽に。見え方が一気に変わるだけではなく、季節感も実用性もバッチリです。

「春だけど風は冷たい。だけど冬物のアウターしか持ってない。」

「春だけど、花見って結構寒いよね。」

という苦い経験のある私にはかなりポイントが高いです。



そんな春を見越してのカーキ。

カーキが多いから黒。

う〜ん…。悩みどころです。

 

とは言え、氷点下に届きそうな本当に寒い時には防寒力の高いアウターを選んで下さいね。ショート丈を散々プッシュしていますが、防寒アウターは必要です。しかし、同じぐらい別の役割を持ったバリエーションも必要なのです。

使い分けと役割分担が大事という事です。特に役割分担に関しては前述のような寒さの厳しい期間や日数はこの数年でかなり短くなり、また、暖かい時期が思ったよりも早く訪れ、長く続いています。季節感も必要ですが、実用性や環境にあったアイテム選びが必要になっているように思います。

せっかくだったら長く着られるものを選びたいものですよね。

 

トレンドという基準も楽しいのですが、自分が使いやすい、自分が心地良いという基準で選ぶものもこれからは必要かもしれませんね。

 

これからの気温や環境を見据えて、新しい基準で選ぶ着回し力抜群のミリタリーブルゾンを是非ご覧下さい。

 

 

blanc

https://storeblanc.thebase.in/

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