blanc は、現在準備中です。

2020/12/09 12:00

12月に入り、街中でほとんどの方が防寒アウターを着ているのを見ると、いよいよ冬本番という気分になります。定番のトレンチや薄さの目立つライトアウターなど様々ですが、さすがにまだダウンは少ないですね。

今年の冬は寒くなりそうという気象情報が聞かれますが、毎年そんなに寒くないなと感じるのは私だけでしょうか。寒がりの私は寒くなると一日中外にいる事がないからかもしれませんが、多くの方がそうですよね。室内は暖房が効きまくっているので結構薄着になっているものです。

 

ですが、さすがに12月。私もコートの出動準備を開始。すると、なんとなくコートは他のお洋服と違って「いつもの」と言った顔ぶれ。見慣れた感じが否めません。

着る時期は短いし、そんなに寒くないし…などと密かに言い訳をしてしまってなかなかバリエーションが増えにくいコートですが、「いつもの」安心感をキープしつつ手軽に幅を広げられるイマドキのコートをご紹介します。

それがコチラ。ノーカラー・ノーボタンのシンプルコートです。



定番のトレンチやミリタリー系のコートと違い、カラーやボタンはなく、ポケットのフラップすらないという限りなくシンプルと言って良いディテールです。

シンプルすぎるので一周回って新鮮に映ってしまいますね。

 

しかしそこはイマドキ。ミリタリー系を彷彿とさせるゆるくて丸みのあるシルエットになっています。ボディラインに合わせて丸みが生まれるネックダーツ(画像がわかりにくくてすみません)も女性らしい曲線を表現してくれますね。



いわゆるビッグシルエットの呼び方で間違い無いのですが、116cmのロング丈が全体を縦長に見せてくれるので、ゆったり着れるのに見た目はかなりスマート。キレイめにも着れる優秀なシルエットになっています。

パーカーにワイドパンツ、スニーカーに合わせてカジュアルに。パーカーのフードを出してもノーカラーなのでかさばりませんね。シャツとスラックス、ヒールで気分を変えてみるもの楽しそうです。表情や役割を変えられるシンプルさは重宝します。

 


トレンチのような綺麗さがあるのに、ツルッとシンプル。

ミリタリーのようにボリュームがあるのに、極めてスッキリ。

寒い外と暖かい室内の行き来にも脱いだり着たりが楽チン。

カジュアルにもキレイめにもバッチリはまる着回し力。

 

そんなイイトコ取りのシンプルコートですが、気になるのは防寒性ですね。

 

こちらのコートの生地は、保温性や耐久性はもちろん、冬らしい重量感と高級感のあるメルトン生地。メルトン生地は厚みがあるにもかかわらず非常に滑らかである事が最大の特徴と言えます。光沢のある生地は高級感がありますね。



ウールを素材とする事が多いメルトン生地ですが、ウールを使うと見た目相応の重量が出てしまう為、最近は化繊を使った軽いものが多く見られるようになりました。これは最初にお話しした温暖化によるものも含まれるかもしれませんね。

 

こちらのコートは化繊を使ったもの。見た目の重量感の割にものすごく軽くて柔らかい仕上りになっています。また、裏地もしっかりと張っているのでさらに防寒面でも安心ですね。しかもビッグシルエットなので中に着込んでもかさばらず動きやすいのも嬉しいです。




選ぶ色にもよりますが、インナーを薄くすれば春先まで活躍します。インナーを薄手にしても丸みを維持する仕立てと柔らかいメルトン生地が作る上品なドレープが季節感を表現してくれるので安心。しかも軽いので気温に合わせて脱いだり着たりも楽チンですし、脱いで手に持った時に重くないのも嬉しいですね。

カラーは3色ありますが、春先までの着回しを見越している方にはグレーとキャメルがオススメ。カッコイイコートを、と言うピンポイントの方にはブラックです。




ブラックはメルトン生地の光沢感とシンプルなディテールがカラーを際立たせているので、黒というより真っ黒と言って良くてとにかくカッコイイです。

パキッとメリハリがつくので、鮮やかな差し色のインナーを入れて楽しみたいですね。冬は割り切ってモノトーンやブラックのワントーンで使いたいです。

 

 


持ってそうで持ってない、それでいてスタイリングを選ばないシンプルコート。

この冬、ノーカラーコートはいかがでしょう。

是非、blancのショップをご覧下さい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに。

 

 

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