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2020/12/18 11:30
その着回し力の高さから人気のあるロングシャツ。今回はコーデの幅とパターンを広げられるロングシャツをご紹介します。



こちらのロングシャツはゆったりしたビッグシルエット。身幅やアームはゆったりしているので着心地はかなり楽チンです。着丈は前後差のある仕立てで前身頃が111cm、後身頃が115cmとたっぷり。



裾はゆるくカーブを描くラウンドで重くなりがちなロング丈にさりげない抜け感を与えてくれます。

コットン100%の柔らかくハリのある生地感はルーズになりがちな印象を引き締めてくれるので大人っぽい着こなしが楽しめそうですね。しかもこのロングシャツ、実はポケットもさりげなくあるのです。そのシンプルさを損なわないように脇にこっそりと。脇にポケットが付いたシャツは珍しいのですが、羽織やワンピとして着た場合にはあると便利なディテールですよね。

そんなロングシャツ。最もベーシックな着こなしはシンプルにボタンを閉じてワンピースとして着てしまう事。ものすごく簡単な使い方ですが、柄物やプリーツなど比較的ガーリーなディテールが多いワンピースと比べると、布帛の生地感は大人の雰囲気をグッと高めてくれます。どこか「通っぽさ」を感じさせてくれますね。
もちろん羽織るのもオッケー。この時期は寒いので難しいですが、ちょっと前の秋やこれから先の春夏にはライトアウターとして大人っぽくさらりと。知的な感じが大好きです。

私はこのシンプルな着こなしが一番好きなのですが、秋冬にはちょっと物足りないので、「重ねる」で楽しみたいと思います。
今の時期に重ねるのはニットが最適なのですが、ニットベストは中でもオススメ。見た目に寒い感じですが、外に出ている時は防寒アウターを着ているのでへっちゃらですし、むしろアームがもたつかないので動きやすいです。そして何よりも室内で過ごす事が非常に多くなっていますよね。さらに室内では暖房が効いているので、場合によっては冬なのにほんのり汗ばむという謎の事態に陥ります。こういう生活の環境を考えるとニットベストの着こなしは意外と重宝するのです。

もちろんロングスリーブのニットも大活躍。ロングシャツと合わせるニットはちょっと大きめを選びたいですね。ビッグシルエットのニットとロングシャツの着丈の長さが相性抜群で独特の抜け感を楽しめます。
春先にはニットの代わりにスウェットやパーカーもいいですね。ニット同様にビッグシルエットを選んでみましょう。


重ねるのは何もトップスだけとは限らないです。パンツも立派な「重ねる」アイテムですよね。大人っぽく見せるのならスラックス系のスッキリシルエットを選んでみましょう。大人の雰囲気がかなりカッコイイです。手軽に着こなすならやはりワイドパンツが最適ですね。全体にユルさが出てリラックス感が抜群です。


ちなみに夏はタンクトップやTシャツをインナーにするとすれば、活躍する時期は一年中と言っても過言はなさそうです。着丈の長さがあるので、この部分に関してはお好みがあるかとは思いますが、着回し力は以前にご紹介した私が考えるナンバーワンのアイテム「バンドカラーの白シャツ」に匹敵します。バンドカラーのシャツは着丈が長めとは言え、ここまでのたっぷりした長さはないので、ライトアウター的な着こなしにはロングシャツに軍配が上がりそうです。悔しいですが。ちなみにロングシャツの着丈は最長115cm、バンドカラーのシャツは最長86cmです。この差はやはり別物として見ていいですね。


つまりこのロングシャツ、あると便利なアイテムである事は間違いないようです。春夏の使いやすさはバッチリとイメージできますが、秋冬にもかなり重宝します。特にニットやコートがメインになってしまう冬には着こなしがマンネリになってしまうという方も多いのではないでしょうか。そんな時にはロングシャツを一枚取り入れてみましょう。重量感のある生地感が多い中、さらりと見える布帛の生地はポイントになりますし、素材感をプラスする事でスタイリングに立体感が生まれます。素材感でメリハリをつけるのはちょっと大人っぽくてカッコイイですね。しかもシャツ生地なのでかさばらないから重ねやすいですよ。
スタイリングにアクセントを加えたい、幅を広げたいという方。
マンネリ脱出を計画している方。
コスパ抜群のアイテムが欲しいと言う方。
是非着回し力抜群のロングシャツを選んでみてはいかがでしょうか。
blanc
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